シチュエーションボイスシナリオ2

同棲するカップル。語るのは女性側。
アラームの音。ジリリリリリ…
「ふぁあ〜〜。…おはよう。もう7時だって。起きなきゃ。でも、眠いわね。…え?今日は休みだって?…(確認する)あっ、ほんとだ。忘れてた…今日は土曜日みたいね。…ま、でも早起きは三文の徳って言うし、起きちゃおっか。あ、こら!2度寝しようとしない!ねえ、朝ごはん一緒に作らない?せっかく早起きしたんだし」
「いつもは忙しくてちゃんとした朝ごはん作れないから、今日くらいはオシャレなの作りたいところね。何が食べたい?ふむふむ。(聞く)フレンチトースト!いいわね!私もちょうど食べたいと思ってた!腕によりをかけて、とびっきり美味しいの、作るね!」
「ねえ〜、結局あなた、見てるだけだったじゃない。少しくらい手伝ってくれてもいいのに。まあいいわ。どう?おいしい?…いや、聞かなくてもわかるわ。そんなに美味しそうに食べてくれたら、なんでも許しちゃうじゃない。…ずるい。おかわり、する?」
「今日はなんだか、お出かけしたい気分。どこか、行きたいところ、ない?…君の行きたいところなら、どこでもって?やっぱりあなたって優しいわね。そう言ってくれて嬉しいわ。でも、行きたいところがあればいつでも言ってね。私、前から行きたかったお店があるの。どう?今日は買い物に出かけない?」
店にて。(服屋
「あ!みて!あなた。この服!この服もいいわね。あなたにぴったり!とっても似合うわ。あら?何をそんなに困惑しているの?え?自分の服を見繕われるとは思わなかったって?てっきり私の服を見ると思ってた?ふふっ。私わね、なによりまず第一に、あなたの喜ぶ姿が見たいの。せっかく2人で出かけられる日には、あなたの為に時間を費やしたい。そう思うのは、自然なことじゃない?…って、改めて口に出すとちょっと照れくさいわね。次は私の服を見に行こうって?そうね。ちゃんと、どれが似合いそうか教えてね」
「ショッピングも長時間となると、なかなか疲れるものね…。少し、休まない?あそこにカフェがあるから。体力がなくて…。わがまま言ってごめんね。なんでも好きなもの頼んでね。今日は私がおごるから。買い物に付き合ってくれたお礼。あ、なんでそんな安いのにするの?遠慮しなくていいのよ。新作のこれとか頼みなさいよ。私は別のを頼むから、お互い半分こしましょ」
「は〜今日は楽しかった!本当にありがとうね。帰りに急遽スーパーに寄る羽目になっちゃってごめんね。晩御飯の材料が無くて…。今日1日、楽しかった?え?今日のお楽しみはこれからだって?もう、なに?どういう意味よ。からかってるの?…まあ、そうね。1番のお楽しみは最後に取っておかなくっちゃね。うふふ、実は私も、たのしみ(はにかむ)」

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